イラストレーターの大変なこと

絵のタッチや種類が定まらない自分の絵がわからない


福ちゃん
フリーランスイラストレーターの福ちゃんです。

イラストを描いていると、目的に応じていろいろなタッチが求められます。
それは、大きな分類(人物画、風景画など)でも小さな分類(大人向け人物画、子供向け人物画など)でも発生します。
そんな風にいろいろなタッチを描いていると
「本当の自分のタッチって何なんだろう?」
「本当に自分が描きたいものってなんだろう?」
とわからなくる時があります。

「絵のタッチや種類が定まらない。」
「自分の絵がわからない。」

私も絵のタッチが定まらない方だと思っています。
自分の絵柄がまとまっていない、そんな風に感じてきました。
そんな気持ちになった時、どう考えたら良いか?について書いていきます。

 

絵のタッチや種類が定まらない自分の絵がわからない

迷わず自分のタッチが決まっている、ということは素晴らしいと思います。
でもタッチが定まらない場合も決して悲観する必要はないと思います。

絵のタッチや種類が定まらない、自分の絵がわからない、と感じるのは様々な絵にチャレンジしてきたからこそだからです。

自分にない表現に挑んできたからこそ
複数のタッチが現れるのです。

絵のタッチや種類が定まらない、自分の絵がわからない、それは学び続けている証では
ないでしょうか。

 

絵のタッチや種類が定まらない時の対処法

時々、自分が描いてきた絵を並べて(床・デスクトップなどどこでも)客観的に眺めてみ見てください。
すると周りからの評価以前に、本当にこのタッチで描き続けていきたいかを感じることができます。

「これは無理したな」
「これはまったく自分の個性がないタッチになってしまった」
「これば辛いだけだった…」
「これは楽しく上手に描けた」
「この絵をもっとシリーズで描きたい」

など。
様々な感想がでてくると思います。
どう感じましたか?

時々客観的に眺めて自分のタッチを総合的に評価してみると
あらためて気が付けることが沢山あると思います。

 

絵のタッチや種類が定まらない時の終着点

絵のタッチや種類が定まらないと不安になったとき。
「じゃあこのタッチに絞り込んで売っていこう。」
そう決めて描いていくのも一つの正しい終着点だと思います。

または、そのまま依頼内容に応じて描き分け続けていくのも
別の正しい終着点だと思います。

沢山絵を並べてみた時に気がつくことが一つあって
自分が思っているほど別々の絵になっていない
何を描いてもやはり自分らしさや一貫性がある
ということです。

不安を抱え悩みながらも試行錯誤して
様々な絵にチャレンジし続けていれば必ず成長します。

終着点は具体的なものではなく、
成長し続けていく過程そのものの事かもしれません。

 

絵のタッチや種類が定まらないのまとめ

絵のタッチや種類が定まらない自分の絵がわからない
について書いてきましたがいかがでしたでしょうか。


●絵のタッチや種類が定まらない、自分の絵がわからない、
それは学び続けている証です。

●時々、作品を並べて客観的に眺めて評価してみましょう。

●終着点は、成長し続けていく過程そのものです。

私自身の経験からの個人的な解釈です。
描き続けているとあなた自身の解答がきっと見つかると思います。

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